メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

バッハ:小前奏曲ハ長調 BWV.939

教会音楽からの響きと対位法技術の分離(4/9) 12の小プレリュード集の第2番。 youtu.be

秘蔵コレクションその5「青柳先生のフランス語講座」

高校生の頃にお小遣いをはたいて買った"サンソン・フランソワの芸術"シリーズ。 ライナーノーツの書き出しは… 「ピアノを弾くーなんて恐ろしい考えだ!そう、ピアノで以て弾く、のだ!」 (フランソワの言葉)これを読んだ当時の私は、フランソワって、なん…

秘蔵コレクションその4「レア盤!?」

学生だった頃、クラシックのCDは今みたいに値崩れして箱モノが叩き売られている状況ではなく…。 ルプーのシューベルトを1枚ずつ買い集めた。 さて、一見どこにでもありそうな、即興曲集のCD。 ところが… Deccaのレーベルマークの赤と青の色が逆。持ってる全D…

バッハ:"いと尊きイエスよ、われらはここに集いて"BWV.706

教会音楽からの響きと対位法技術の分離(3/9) 昨年9月、いちばん最初にアップロードした動画群の中にBWV.706-aliso mode(第2バージョン)があったが、その第1バージョン。 youtu.be

秘蔵コレクションその3「永遠の…」

シューベルトのソナタ集。Universal社ライセンスと思しき音友の原典版。 左手だけ練習しようものなら… 指番号:0!

秘蔵コレクションその2「コテコテのギャグ!?」

ああ、写真投稿できるって素晴らしい! 「クラシックCD総カタログ」に続く、私の秘蔵コレクションその2 大学時代の愛読書のひとつ、春秋社の「ピアノ・レパートリー辞典」。 しかも… "ヘレン版"になってる…。

子供にピアノを習わせると、どのようにして勉強に役立つか? →その後

いつも楽しみに読ませてもらっているkazさんのblogに、"人は死ぬ時に、自分がやり残したことを後悔する"という内容の話が書いてあった。 私にとって"やり残し"は何だろう?? 今のところ、欲しいピアノ関係のCDは余念なく収集しているし、ピアノも満足に弾け…

フレスコバルディ:音楽の花束~主日のミサより、クレドの後のリチェルカーレ

教会音楽からの響きと対位法技術の分離(2/9) バッハも所有していたというフレスコバルディの代表作「音楽の花束」。この半音階的な進行が特徴的な2つの主題からなる晦渋なリチェルカーレは、バッハの晩年のいくつかの作品と見事に共鳴する。(バッハの「ドイ…

バックハウス1955年録音の謎

我々クラシック・オタクに知られたレコード会社の怪奇現象のひとつに「バックハウス1955年録音の謎」(←勝手に命名)というのがある。 これは、クラシック大手レコード会社の録音技術がモノラルからステレオに切り替わるのが、だいたい1950年代後半くらいか…

子供にピアノを習わせると、どのようにして勉強に役立つか?

未就学児にピアノを習わせるのは、先生と親との二人三脚である。 ピアノとCDコレクションで6畳間ひと部屋を潰してしまっている我が家では、この趣味は限りなくリスク資産であることを嫁が深ーく理解しており、息子のピアノ教育は、私に託されている(←あなた…

2018年の抱負

今週のお題「2018年の抱負」帰京して、久しぶりに自分のピアノを弾いたのだが、何だかうまくコントロールできなかった…。さて、今年は、何と8年ぶりに人前で演奏する事になった!しかも息子の伴奏(連弾)…。真っ白になって足を引っ張らないように、まずはこ…

弾き初めは…

予定のショパンOp.10&25を読み終えてしまい、今日は何を読もうか迷った(注:暇人@実家)。あと実家に有る楽譜は… ・ショパンのバラード全曲(今年はショパン様に忠誠を誓う?) ・スクリャービンの練習曲(練習曲マニアを地で行く?)⇒結局スクリャービン…

弾き納めショパン(後編)

ここまで来たら今年中に全部弾いてしまおうと昨夜ひそかに決心して、今日の朝からOp.25を弾き始め、こっちは2時間25分掛かった(^^; Op.25の方はまともにさらった曲が無いのだが、実は6番と8-12番が視奏のローテーションに入っていて、後半はいがいと楽だった…

弾き納めショパン(前編)

今日は外出の予定もなく、もう息子も手がかからないので、実家のアップライトとグランタッチをかわるがわる弾いて過ごした(ようは暇人ってことか!?)。帰省中の空き時間にショパンのOp.10と25を全部視奏しようと楽譜を持ってきたのだが、午前中にOp.10を…

楽歴詐称疑惑!?

年末年始に実家に帰省しているのだが、小学校いっぱいでピアノ教室をやめる時まで使っていた楽譜がまだ残っていて、当時の私がどの程度の生徒だったかが分かる。さすがに幼児用バイエルは無くしてしまったのだが、それ以降の練習曲集で赤鉛筆が入っているの…

2017年のピアノ生活を振りかえる

ちょっと普通のblogっぽく(?)今年を振りかえりたい。 2017年はピアノを1週間当たり12.5時間弾いた(途中からキーボードを購入して+3.5時間)。 そのうちちゃんと"練習"したのは1.5時間で、基礎練習とレッスン曲をやった。残り時間はすべて楽しみで弾いて…

ショパンのop.25-6のメモ

この「三度」の難しさは、サンドとの難しい関係を予言している…わけないか(笑)。 というオチを考えたので、忘れないうちに書き残しておきたい…。 いや、そうじゃなかった。 昨日の練習中に気付いた事を忘れないうちに書き残しておきたい。 冒頭の14-25指に…

シャイト:タブラチューア・ノヴァ第3集より第2旋法によるマニフィカトSSWV.140から第1Verusu

教会音楽からの響きと対位法技術の分離(1/9) 今年の7月末に、シャイトのタブラチューア・ノヴァでピアノで弾くに値するのは第3集中のマニフィカト第1versusだと書いておいて、半年後に自分で実演すると思わなかった…。 録音するに際して、テンポ設定でかなり…

ピアノ音楽の源流探索2017(補)~A.スカルラッティとツィポリ

曲聴きを進めて考えが発展したのでまとめておく。 A.スカルラッティ(1660-1725) ・楽譜(IMSLP): http://imslp.org/wiki/Keyboard_Works_(Scarlatti,_Alessandro) まず、アレッサンドリーニの録音がある2曲のフーガが良いと思う。トッカータは1番と2番が無駄…

まさかソコロフが…

まさかソコロフが、このラヴェルの小さな前奏曲をレパートリーにしているとは思わなかった! う、うまい...!! www.youtube.com

ラヴェル:前奏曲

フランス音楽におけるプレリュード(4/4) 最後に自分へのご褒美(?)ということで、より人口に膾炙した作品を…。 ラヴェルが音楽院の初見試験のために書いた、小さな前奏曲。 この演奏は、これまでアップロードした中でもベストをあらそうほど上手くいった。…

私がかかっていた束縛とそこからの解放を画像で説明する(2)

前記事からの続き (2) op.10-11のアルペジオ op.10-1でもよかったのだが、もっと弾きにくい箇所の例を…。 中央の右手、シ♭、ソ、シ♭、ソの特大アルペジオをどう弾くか!? 【これまでの私】 先の記事でのシャンドール教本にあるように、打鍵している鍵盤と打…

私がかかっていた束縛とそこからの解放を画像で説明する(1)

はてなblogって無料枠で使っていても画像投稿できるんだ!知らなかった…(おいおい)。 私はピアノで食べている人間でなく、この話は現在習っている先生の直伝ではないので、私の考えた事を包み隠さず画像化したい。 私と同じ袋小路に陥ってしまっているピア…

シャンドール・ピアノ教本に言及する

私はシャンドールの偉業と、これから引用する図を教本から抜粋してアップロードされた勉強熱心なblog主様を否定するつもりは一切ない。 むしろこの教本の内容を補完する意味で、この本に書かれたやり方が最適ではない作品がある事と、それを私が身を持って体…

惑星とショパン

「惑星」の名前の由来は、天動説が信じられていた時代に、ほとんどの星は天空を同じ向きに動くのに、いくつかの星だけは行ったり来たりの不思議な動きをしているので「惑っている星」すなわち惑星と名付けられたという。 ここ数日、私は自分自身の無意識の領…

バッハ:フランス組曲4番より前奏曲 BWV.815a

フランス音楽におけるプレリュード(3/4) リヒテルは最も好きなピアニストのひとりで、リヒテルが弾いた録音を聴いて好きになった作品が結構ある。この曲もそんな中のひとつ。フランス組曲を集めたCDの中で、第4番の前奏曲が大好きになってしまった。ところが…

ショパンの弾き方が分からなくなったので、会社の事を思い出してみた!

…いえ、極めて真面目な話です。 ショパンを弾くときの理想的な手のフォームをもう一度確認したくてアルゲリッチの動画を見てみたのだが、カメラのアングルのせいか、むしろ前腕の筋肉のムキムキっぷりに気を取られてしまって、良く分からなかった…。 だがそ…

♩ドレミファソファミレドと弾くときに手首を回すのか回さないのか(←考察内容が最新ではないです)

2017年2月3日の日記でシャンドール・ピアノ教本を読んだ感想をもとに考察したのだが、今日、完全に腑に落ちる考えを持ったので、忘れないうちに書いておきたい。 事の発端は、ライフワークと化しているショパンのop.10-1をひと月ほどねかせていたのだが、先…

L.クープラン:前奏曲ホ短調

フランス音楽におけるプレリュード(2/4) ピアニスト活動と並行してピアノ教師をされている方々のblogを、よく読む。海外留学までして修行を積まれたような方でも、この日本ではコンサート一筋でやっていくのは厳しいらしく、レッスンをしたり、伴奏の仕事を…

視奏と"位置音感"

小学校の時、クラスで一番ピアノが上手だったNちゃんは、先生に頼まれるままに合奏の伴奏を次から次へとこなしていった。一方の私は、同じく幼稚園の時からレッスンを受けていたのに、こんな事はとても出来ぬ芸当だった。 いったい何がちがっていたのか。 N…