メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

あるピアノ愛好家が人生で出会ったもの・考えたこと

やはりここは言葉ではなくバッハで、、、

いつもにもまして急ごしらえのため、これ以上のテンポでは弾けず、しかもノーミスで弾けないのですが、、、 コルトー編曲ではなくて、このケンプ編曲の"アリオーソ"をどう思われているか、聞いてみたかったです。。。

結局何も書けずじまい…

私はただのblog読者で、リアルタイムで読ませて頂いていたのは2年足らずの間だったのだが、ここで何事もなかったかのように素通りするのが憚られるような何かを投げかけられ、受け取った気がするのだが…。 しかし、交流があったであろう著名なブロガーさん達…

モンセラートの朱い本より《喜びの都の女王》

天上の響きのする音楽(8/10) 曲順にアップロードしたため順番が逆になってしまったが、この《喜びの都の女王》を試しにピアノで弾いてみた結果、ランディーニと並べで一連の「朱い本」を録音することに決めた。これらの中世歌曲6曲は、入院騒ぎを起こした翌…

熊本マリさんの弾く奥村一:日本民謡ピアノ曲集(DENON)

以前どこかで書いたかもしれないが、私はト音記号とへ音記号と各種音符の高さと長さが分かるという意味では楽譜が読めるのだが、聴いた事のない曲の楽譜を渡されてどんな曲か判るかどうかという意味では楽譜が読めない。 そんなわけで、大学生の頃、チェルカ…

そういえば今日は七夕

たなぼたの 願いをさげた 笹の葉は 叶う見込みも さーらさら…

モンセラートの朱い本より《母なるマリアに》

天上の響きのする音楽(7/10) 楽曲解説はこちら。 モンセラートの朱い本 - Wikipedia この時代のこの手の楽曲はポリフォニックな手法で書かれているものが多いが、この《母なるマリアに》に関しては、楽譜上は3声だが、ソプラノの主声部+伴奏の構造になって…

弱音ペダル

昨夜、自分の録音を聴き直していたところ、まるで弱音ペダルを踏んでいるみたいに錯覚して聴こえる箇所が有ったので、この話題を書いてみたくなった。 子供の頃にアップライトを弾いていた時は、ある時期から、弱音ペダルを踏みっぱなしにする癖がついてしま…

モンセラートの朱い本より《輝ける星よ》(ピアノによる演奏)

天上の響きのする音楽(6/10) 中世歌曲のピアノ編曲が、もう少し続きます。 お蔵入り楽譜の奥底にランディーニとともにねむっていたのが、この秘曲「モンセラートの朱い本」だった(同じく、ピアノで弾けるなどと思いもよらなかった)。楽曲解説はこちら。 モ…

お昼休みに見つけた面白い記事

会社で昼休みにニュースサイトを閲覧していて、面白い記事を見つけた。 沖縄14歳少女が読み上げた「平和の詩」の衝撃 | 「コミュ力」は鍛えられる! | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 まるでピアノ演奏と双子の兄弟のようだと思ってしまったのだが…

ピアノ演奏の聴衆は何を聴いているのか?

今日は大量に積ん読く(?)していたCDを聴く時間を設けていたのだが、体調が悪いので断念してしまった。 ピアニストが表現していることを聴き取る能力が、実はピアノを弾く時と同様で、私自身の体調にかなり引きずられる。具合が悪い時は、名演と思っていた…

ランディーニ:La bionda trecca(ピアノによる演奏)

天上の響きのする音楽(5/10) この演奏は若干付け焼刃的だ…(いつも付け焼刃だが…)。原曲は3拍子系の曲で、もっと早いテンポで歌われている。ゆっくり弾いたほうが良いと感じたのだが、果たしてどうだったか…。これら全3曲のランディーニ歌曲編曲は、入院騒…

いち読者として...

特に面識があったわけでは無いのだが、同じアマチュアの(…と書くのは失礼かもしれない、私は愛好者だがピアニストというほどの力量が無いので…)方が、倒れて重傷らしいという情報を知り、私自身この前入院騒ぎを起こしたばかりだった事もあり、さすがにへ…

ランディーニ:Angelica bilta(ピアノによる演奏)

天上の響きのする音楽(4/10) (前回からの続き)この機会に、アノニマス4のランディーニ集のCDに入っている作品で、楽譜が公開されており、しかもピアノで無理なく弾ける曲がないか探した。 同CDで2曲目に収録されているこのAngelica biltaの楽譜が、IMSLPに…

ヴラディゲロフのシュメンop.29を聴いて考え込んでしまった

ギレリスが若い頃(1950年)に抜粋で録音したのを聴いて以来、とても気になっていた曲集だったのだが、今回ドイツのANTESというレーベルにPopovというピアニストが全曲を録音しているのを見つけて買ってみた。 しかし私は、この全曲演奏を聴きながら、"最初…

ランディーニ:春は来たりぬ(ピアノによる演奏)

天上の響きのする音楽(3/10) 先週の入院騒ぎで、手持ちの録音ストックをすべて吐き出してしまった。吐き出した分だけ休もうかとも考えたのだが、できれば続けてみたくて、何か弾けるものが無いか探した。譜読み労力がほとんどかからない曲で、しかも、その作…

手術せずに済んだ…

病院に駆け込んだ時点では、症状が悪化したら手術もやむなしという状況だったが、早々に食事制限(断食)できたのが奏功したらしい…。 6/1入院予定日。血液検査をしたところ、先生曰く「この数値なら、入院してもひたすら点滴するだけだから、点滴と同じ成分…

ベートーヴェン:バガテルop.126-1

天上の響きのする音楽(2/4) ウゴルスキがDGに録音したベートーヴェンアルバムの影響を受けた。(しかし当のウゴルスキはグールドの影響を受けているような気もするので、間接的にグールドの影響を受けていると言えるかもしれない)。そのアルバムの中で、ソ…

フレスコバルディ:トッカータ第1集よりパッサカリ

イタリア音楽今むかし(6/6)天上の響きのする音楽(1/4) バレット1の3部作の終曲。本当はこれを今週末(6月3日)に録音する予定だったが、急きょ昨日夕方に敢行した。なお、何を感じながら演奏しているかというと、「腹痛い、腹痛い、腹痛い…」。

フレスコバルディ:トッカータ第1集よりバレット1のコレンテ

イタリア音楽今むかし(5/6) 前回のバレット1のコレンテ(クーラント)様式による変奏。これまた2つの演奏のうちどちらが良いかを決められなかった…。 テイク1:多少なりともコレンテ(クーラント)であることを意識した折衷案。テイク2:完全に内容重視で弾…

中断…

おとといの朝から腹痛があって、単に寝冷えをしたのだと思っていた。昨日の朝になっても腹痛が続いていて、しかしそんなにひどくなかったので、医者に行くかどうか微妙なところだった。 朝、いつも通りに練習をした。視奏のローテーションがドビュッシーの練…

フレスコバルディ:トッカータ第1集よりバレット1番

イタリア音楽今むかし(4/6) 1637年にトッカータ第1集の第3版が出版されたときに追加された数曲のうちのひとつ。2つの演奏のうちどちらが良いかを決められなかった…。 テイク1:多少なりとも舞曲であることを意識した折衷案。テイク2:完全に内容重視で弾いた…

A.スカルラッティで挑戦→まいった😵

IMSLPに公開されているA.ロンゴ編纂のトッカータ集で譜読みをしていて、演奏音源をいっさい聴いた事のない3番に挑戦したところ…。 (5ページある楽譜を読み終えて)「うーん、この3番はいまいちじゃない」←心の中の対話「おかしいぁな、A,スカルラッティのフ…

フレスコバルディ:音楽の花束~主日のミサより、クレドの後のリチェルカーレの別モード

イタリア音楽今むかし(3/6) 以前にアップしたリチェルカーレの別モード。 alio modoは別モード、別法の意味で、近似した主題を別展開した曲。最初のリチェルカーレと違って、2つのテーマおよびその反転型が自在に入り乱れる。どの声部を強調して聴かせるかは…

A.スカルラッティで挑戦

フレスコバルディのピックアップ作品の第1回譜読みが完了して、先週からA.スカルラッティを読み始めた。以前洗い出した(ピアノ音楽の源流探索2017(補)~A.スカルラッティとツィポリ - メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ)うちの、まずトッ…

B.マルチェロ:ソナタト長調~2楽章

イタリア音楽今むかし(2/6) 動画投稿を始めたころに録音した、マルチェロのソナタト長調の続き。全2楽章のため、これが終曲(本当は1楽章からattaccaで入るのだが...)。 楽譜が手書き譜しかないうえに間違ってるんじゃないか?と感じる部分が何箇所かあり、…

ウィキペディア"中国語の部屋"のピアノバージョン

最近職場で人工知能の話が、ちょっとしたトレンドになっている。 私も仕事の合間にシンギュラリティとか2045年問題とかの話題を色々とかじっているのだが、その中で"中国語の部屋"という思考実験の話を知った。 中国語の部屋 - Wikipedia この話を考えれば考…

上手さの所在

音楽的な演奏をする、とあるアマチュアの方の録音を聴いていてふと思ったのだが、「この人は上手いなぁ!」と感じる時、こんなことを考えてみたら上手さの所在が見えてくるのではないか?・この人が今弾いている曲を3回演奏した時、細部の感じ方にどれくらい…

スケッチ画とピアノの狭間で

息子に電車の絵を描いて欲しいとせがまれて、鉛筆でスケッチしながら考えた。 細部の鉛筆運びの正確さって、演奏でいう所のメカニックの精緻さとかミスタッチの無さとかに相当しないだろうか?そして、投影技法の確かさが様式感とか楽曲解釈の妥当性に、その…

現代カラス学入門

さて、プッチーニつながりで初めてオペラ全曲盤を買い、これまで名前しか知らなかったマリア・カラスの歌を初めて聴いたのだが、初心者の私でも分かるほど存在感のある声で、声質が重い(何を歌っても音楽が深刻になってしまうような、そんな印象を受ける)…

プッチーニ:小ワルツ

オペラ作曲家の小品(4/4)イタリア音楽今むかし(1/4) …そんなわけで、隠し味程度にムゼッタ色の入った小ワルツを…。 youtu.be