読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

徒然なる日記

浅田真央さんの思い出

引退会見を、感慨深く見た。 妻がフィギュアスケートが好きで、結婚してから息子が生まれるまでの間、私もつられてテレビでよく見ていた。 浅田真央さんは、原曲がピアノの曲で演技するのを、多く見た気がする。 一番思い出深いのは、ラフマニノフの前奏曲op…

三谷幸喜の「新選組!」(NHK大河ドラマ)

3月末に、春休み中の息子と妻が妻の実家に帰省することになり、私にささやかな春休みが訪れた(土日限定だが)。 そこで、来し方を振り返ってみようと思い、以前の職場に勤めていた時に住んでいた町に旅行しようと思ったのだが、予算と天気の関係で断念した…

音楽史‐古楽との出会い

新年度から土曜の朝に息子が習い事に出かけることになった。そこで、新しくできた自由時間を、古い鍵盤音楽をピアノで演奏できる可能性の探索に使う事にした。今日はこの辺の個人的な考えを書いておきたい。子供の頃、クラシック音楽の世界にピアノから入っ…

ふたたび「風の谷のナウシカ」について

漫画版「風の谷のナウシカ」は魅力的な作品で、その放出する磁力に、私は定期的に引き付けられている。最近また考え直す機会があって、今度は何か水脈のようなものにぶつかったので、生温かいうちに書いておきたい。 発端は、初めて「教育勅語」を読んでみた…

「公共の福祉」に込められた思い

「公共の福祉」という言葉は(「教育勅語」という言葉共々)、ああ、そういえば受験勉強で出て来たよね~くらいにしか憶えていなかったのだが、ここ数日間、例の問題に興味をもって色々と調べたところ、そこに込められた先人の思いに気がついた。 私は「公共…

回想の3.11

その日私は、たまたま休暇を取っていた。 午前中に区内の図書館にCDを漁りに行き、お昼にはアパートに一旦帰宅した。しかし、その日に限ってなぜか、午後に隣の区の図書館まで歩いて出かけたくなった。 地震にあったのは、国道を歩いている時だった。 地面が…

今日の気づき

ツェルニーは、 どんなにがんばっても 決してクレイジーにはならない。 CZERNY ⇔ CRAZY

アルゲリッチの録音に聴かれる音

自分が書いたものを読み返していたのだが、"アルゲリッチは鍵盤を底まで弾かない"とだけ書くと、(このブログの想定読者である、私と同じくらいピアノ好きに成長した息子から)「底を弾いている音が聴こえるじゃないか」と反論が有りそうなので、補足してお…

ファツィオリの音が苦手

注目しているピアニストのCDが届いたのだが、よく見ると使用ピアノがファツィオリと書いてあってがっかりしている。 正直に告白すると、ファツィオリの音が苦手だ。 このピアノで録音されたCDから私が感じる音の印象は、このワイルさんのインタビューで述べ…

バックハウスと「風の谷のナウシカ」映画版に共通する豊かさについて

風の谷のナウシカに登場する人類は腐海の毒(カビ)に苦しんでいるが、実家に帰省した私はハウスダスト(カビ)に苦しんでいる。眠れない夜に、このふたつを結び付けてまとめておくというアイデアかぼうっと浮かんだので、忘れないうちに書いておきたい。昔…

永遠的なものの継承様式2

(続き) (7) ここで、具体例として私が人生の物事を考える上での最良の物差しであるピアノの話になる。 (8) エトヴィン・フィッシャーの「音楽観想」の中に、ポツダムでのマスターコースにおける速記録が収められており、バッハのBWV.911を語るシーンが出て…

永遠的なものの継承様式1

(1) アメリカ大統領選挙の結果を受けて、大変に驚いている。ブレグジットに引き続き、立て続けにテイルリスクが現実化してしまった感じだ。 (2) "テイルリスク"などという言葉を使うと、事前にどれくらいの可能性で現実化しえたものか"知っテイル"つもりにな…

強形式と弱形式

今日、職場で2階の変微分方程式の弱形式化の勉強(ようは有限要素法シミュレーションの勉強)をしていて、これが実に面白い。 強形式⇔弱形式の対比が、頻度主義⇔ベイズ主義と通底しており、ある種の双対関係を持っている気がしてならない。 最近足し算に興味…

基音と倍音

ロシア奏法を教えられているという先生のブログをたまたま発見し、大変勉強させて頂いた。 基音を聴かせるピアニストと倍音のそれとの違いを、私のしがない耳が捉えられているとしたら、いわゆる重戦車系(超絶技巧を録音した頃のベルマン、プロコフィエフの…

紀伊国屋にて

久しぶりに紀伊国屋書店による機会があり、音楽書のコーナーを見に行った。 先日亡くなった宇野功芳さんの追憶コーナーがあって、最近出版された本が何冊か並べられていた。 特に購入意欲をそそられる著作はなかったのだが(追憶で買うなら、もう少し古い著…

息子のクレヨンの絵本を読みながら…

(1) 息子の持っている12色入りのクレヨンを”リアル_クレヨン_セット”と名前を付けたとする。 (2) 12色の中から、黄色、マゼンダ、シアンを抜いた9色を、”シュワルツ_クレヨン_セット”と名前をつけたらどうだろう? (3) ”シュワルツ_クレヨン_セット”の任意の…

ピティナの提供音源のページ

気になるピアノの先生が、どんな演奏をしているのだろうと思ってググってみると… https://www.piano.or.jp/enc/pianists いとも簡単に聴き比べられてしまう!恐ろしい時代だ…。

キートンの大列車追跡(The General)

電車好きの息子が、今日は機関車のDVDが見たいという。息子用のDVDコレクションには電車のものしかないため、仕方なく秘蔵の「キートンの大列車追跡」を出す。 この映画もキートンの他の映画と同様のドタバタコメディを、今度は機関車相手に繰り広げているよ…

最近の運命

昨日は、息子がピアノ版が聴きたいと言い出したので、改めてグールド盤を持ってきて、提示部くらいまで聴く。 今日は、クナッパーツブッシュ/ヘッセン放送響の'62録音をもっていき、この3種類を提示部まで聴き比べた。グールドはともかく、フルトヴェングラ…

運命ふたたび

夕食後に、息子が再び「ジャジャジャジャーン」のCDをかけて欲しいと言ってきたので、またフルトヴェングラー/BPOで聴く。 今日は8分弱ある1楽章を終わりまで黙って聴き通し(しかし展開部で注意力が切れておもちゃをつついていた)、続きを聴きたがったが…

運命デビュー

朝、息子がキーボードで運命の主題のようなものを1本指奏法で弾いている。妻に聴くと、NHKの「みいつけた」で、運命の音楽を使ったCGを見て触発されたらしい。 「CD聴いてみる?」と尋ねたら「聴きたい」というので、同じくピアノで弾いているグールドのもの…

今週のお題「私がブログを書く理由」にのってみる

今週のお題「私がブログを書く理由」基本的には「終活」の一環で、私自身の不慮の死に備えて、想定読者である将来の息子に、いつもピアノばかり弾いていた父親が、実はどんな事を考えていたかを知ってもらうためのブログです。 一般公開するのは、そう、私た…

○○ as No.1…の記憶

今日は家族で上野に恐竜博2016を見に行った。 私が子供のころより研究が進んだらしく、最新のティラノサウルスの復元図は、尻尾を引きずっていないのはもちろん、体に毛をはやし、肉食恐竜最大の座をスピノサウルスに譲っていた。 私が子供のころ好きだった…