読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

バレンボイムの録音はどれを選ぶか?(2)

(続き)

シューベルトソナタD.960、即興曲集D.899&935、楽興の時D.780(DG'77)

〃:ソナタD.960、即興曲集D.935(Erato ウィーンライヴ)

〃:ソナタ選集(DG'14)

ソナタ選集が平均律・2回目ベトソナタ・後述のノクターンに次ぐ出来栄え。粒立ちの良いタッチとスケールの大きい音楽が両立。

Eratoのものはムジークフェラインでのライヴで、バレンボイムのタッチを私好みにとらえている点で選集に次ぐ。

77年のDG盤は、タッチの粒をハイライトする録られ方をしていて、逆に音楽のスケール感が小さい。出来栄えにむらがあり、良い順にD.960(後の録音と並べて遜色ない)D.935(Eratoのほうが好き)、D.899とD.780の順。

ショパンソナタ2,3番、前奏曲集op.28他(EMI'70年代)

〃:ノクターン全集(DG)

ノクターン全集が最高の出来栄えで、ルービンシュタイン盤の隣に置いておきたい。70年代のEMI録音は、残念ながらだいぶ劣る(ソナタよりは前奏曲のほうが良いが…)。

・リスト:ソナタ他(DG)

〃:〃(Erato)

DGはピアニストっぽく、Eratoは指揮者っぽく録られている。Erato盤はかなり昔に入手していて、一時期メカニックの不備が気になって仕方がなかったが、今はほとんど気にならない(弾けるピアニストの音楽不在のほうがはるかに気になる)。どちらが好きかと言われたら、音楽が大きいErato盤だ。