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メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

バレンボイムの録音はどれを選ぶか?(3)

(続き)

ブラームスソナタ3番(Teldec)
これも最高水準の出来栄え。強奏時にバタバタとやる癖を楽音の一部ととらえるかノイズと聴くかで評価が分かれそう。私は断然前者である。

アルベニス:イベリア第1,2集(Teldec)
バレンボイムの録音の中で、私の最も好きな物のひとつ。独墺系のこの世代の奏者がアルベニスをやること自体が珍しく、ドイツ人のスペイン旅行のような趣がある。メカニックがたどたどしいのはご愛嬌。Rondenaの、うち震えるような歌を聴いて、この盤をコレクションから外すとは私は一生思うまい。


【その他】
メンデルスゾーンの無言歌は、私自身が曲集になじみが薄いうえエッシェンバッハのほうが好きで、シューマンの謝肉祭とop.26は作品自体が好きでなく、幻想曲と子供の情景はそれなりに良いと思い、ブラームスの変奏曲集は弱音域の捉え方が劣悪なライヴ録音で、リストの編曲物はほとんど興味がなく、コンソレーションや巡礼の年1年目スイスや愛の夢は、この奏者ならもっとうまく弾けると思った。


【未聴重要盤】
ベートーヴェンピアノソナタ全集の最新版
・〃:〃1回目の録音
ショパン:近年のワルシャワライヴ


【コレクション棚に置くもの(CDの箱単位)】
・バッハ:平均律全集
・〃:ゴールトベルク変奏曲とベートーヴェン:ディアベリ変奏曲(Erato=Teldec)
モーツァルトソナタ全集と変奏曲全集
・〃:小品集
ベートーヴェンソナタ全集(DG'80年代)
シューベルトソナタ選集
・〃ウィーンライヴとブラームスソナタ3番他
ショパンノクターン全集
・リスト:ソナタ他(Erato)
アルベニス:イベリア第1,2集他

※ピアノ協奏曲や室内楽の類をピアニスト単位では一切持っていない(自分一人で再現できないため、ソロと比べて作品までの距離が遠い)。