読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

ハイフィンガー奏法

ハイフィンガー奏法で基礎練をやると、DIP,PIPの伸筋が、より鍛えられる。

重力奏法(重量奏法)こそが正しい奏法!みたいな記事を結構見かけるが、この二つは2項対立すべきものではなくて、作品によって使い分けるものだと思う。

 私自身の体験談として、このところ重力奏法(重量奏法)で使う屈筋系を鍛える練習をメインで3週間ほど続けたところ、ハイドンモーツァルトでスケールなどの密接した細かい音符の粒立ちを揃える能力が低下したような感触を持った。

 また逆の経験として、私はハイフィンガーで基礎教育を受けた、おそらく最後の世代で(当時クラスで1番上手な女の子が、手の甲に10円玉をのせられて、落っことさないようにスケールを弾かされていたのを、今でも鮮明に記憶している)、その後、興味本位でショパンスケルツォ2番をさらって、ポジション移動で弾くと楽に弾ける下降音型が、当時全く歯が立たなかった(親指をくぐらせて弾こうとしてしまう)。