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メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

キリスト教と世界宗教(シュヴァイツァー)(2)

読書

(2) 諸宗教と比較を行ううえで相違が現れる、3つの本質的な点

①楽観主義的か、悲観主義的か

 楽観主義的考察様式は、外的世界を支配する諸力の源は完全なる良き原力であり、一切の物事を発展・完成へと導くと確信している。

 悲観主義的考察様式は、外的世界を支配する諸力は神の善意と完全性の発現としては把握できないという視座に立つ。

一元論か、二元論

 一元論的考察様式は、神を宇宙(=外的世界の全体)において支配している諸力の総括概念として理解し、それゆえ宇宙の認識において神の完全な認識に達すると考えている。

 二元論的考察様式は、神を我々の内的世界において倫理的人格として認識する場合であり、したがって外的世界において支配している諸力と、しばしば矛盾した関係として表象せざるを得ない。

③倫理的行動へと駆り立てる動機の強さの違い

(つづく)