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メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

ゲルナーのリスト:ソナタ他(CASCAVELLE)

今日聴いたCD

リストのソナタを聴いて、最初の数分、近年でも出色の演奏に出会ったと思った。やがて、フォルテを弾いている時の音の鳴り方が妙なのが気になりだす。打鍵後に音が減衰するどころか、若干増加しているような…よほど特殊な残響のホールで採られたのかな!?やがて、抒情的な個所でのピアニッシモの粒の立ち方が明らかに変なので確信を持つ。あちゃ~、音響いじっちゃってるよ…。

音響を、かなり良心的に解釈してイコライジング、実際は恐らくサウンドエンジニアが演奏効果を強調するようにぐちゃぐちゃにいじってしまっていて、それがあからさまに分かってしまうレベルであり、聴くに堪えない。演奏そのものは相当良い出来だと思うので、そのまま出してくれればよかったのに、残念でたまらない。

心配になって、ゲルナーの残りのCASCAVELLE録音(ラフマニノフ集と、リストの超絶技巧)を引っ張り出してきて確認した。これらは(本当は微妙にいじっているのかも知れないが)気にならない。大丈夫そうだ…。