メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

ピアノ音楽の源流探索2017~イベリア半島の作曲家

セイシャス(1704-1742)

・楽譜:かの谷戸基岩さんの編纂によるソナタ選集が春秋社から出ていて24のソナタが収められている。

・音源:アーニャ・アレクセイエフというピアニストが弾いた盤がMARQUISレーベルにある。

ニ短調ソナタ("80のソナタ”の27番)が有名だが、私はヘ短調ソナタ("80のソナタ”の42番)のほうがピアノ向きに書かれていると思う。

 

アルベロ(1722-1756)

・楽譜:IMSLPにはマニュスクリプトしかない。

http://imslp.org/wiki/30_Keyboard_Sonatas_(Albero,_Sebasti%C3%A1n)

私が使用しているのはこれ

https://www.amazon.co.jp/30-Sonatas-Harpsichord-Sebastian-Albero/dp/1329660285/ref=sr_1_fkmr0_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1498050025&sr=1-1-fkmr0&keywords=albero+sebastian+score

・音源:私はピュイグ=ロジェのピアノによるソナタ18番の演奏でこの作曲家の事を知った。Hungarotonからハープシコードによるソナタ全集のCDが出ているのだが、奏者の名前が読めない…。

ソナタ18番以外にも優れたソナタが幾つか有り、個人的には世に真価を問うてみたい埋もれた作曲家である。

 

ソレール(1729‐1783)

・楽譜(IMSLP):ルビオ番号で全120曲分が10冊ずつ分けてアップロードされている。最初の10曲:

http://imslp.org/wiki/Keyboard_Sonatas%2C_R.1-10_(Soler%2C_Antonio)

・音源:大ピアニストではラローチャがEMIおよびDECCAに録音した新旧の両録音があるが、私はHinrichsというピアニストがEMIに録音した演奏を気に入っている(CPOレーベルに続編の録音がある)。

最高傑作は、やはりS.R.117のソナタであろう。次いでS.R.21と106か。一般的に有名なのはS.R.24,84,90あたりである。