メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

ピアノ音楽の源流探索2017~シャンボニエールとルイ・クープラン

シャンボニエール(1602-1672)

最晩年に当たる1670年に出版された全2巻6つの組曲があり、甲乙つけがたい。フランス・クラヴサン楽派の創始者と言われているシャンボニエールだが、この作品をながめると、舞曲の寄せ集めによる組曲としての様式が、既に完成されている印象を受ける。

・楽譜(IMSLP):

http://imslp.org/wiki/Oeuvres_compl%C3%A8tes_(Chambonni%C3%A8res,_Jacques_Champion_de)

・音源:ボーモンによる全曲盤がASMusiqueから出ている。

 

ルイ・クープラン(1626-1661)

バロックの作曲家中、ある意味最大の難関。ルイ・クープランの作品はBauyn manuscriptに調性ごとにソートされた状態で残されており、演奏者はこの中から組曲を復元しなければならない!

・楽譜(IMSLP):

http://imslp.org/wiki/Pi%C3%A8ces_de_clavecin_du_manuscrit_Bauyn_(Couperin,_Louis)

・音源:全曲盤ではエガーが21曲の組曲の形で復元した録音をHMFにしている。その他では、レオンハルト、ルセが数曲の組曲を復元して弾いた盤が出ている(Deuch Harmonia MundiとAparte)。