メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

シャイトのタブラチューア・ノヴァ第3集(ラムル)MD+G

保留にしていたシャイトのタブラチューア・ノヴァ第3集を聴いた。

結論から言うと、タブラチューア・ノヴァの中で私が最もピアノで弾いてみたいのは、第3集中に数曲あるマニフィカトおよびイムヌスの第1versusである。

これら2つの楽曲は、まず第1versusで主題による多声のフーガ(?)が展開され、続く5~6のversusでは、どこかの声部に置かれた主題が装飾されるという形式をとっている(ちょうどバッハのオルガン・コラールのほとんどがそうであるように)。

CDでオルガンを演奏しているラムルは、これらのversusで声部を浮き上がらせるために巧みにレジストレーションしているが、これがピアノではできないため、(バッハのほとんどのオルガン・コラールと同様に)この形式の作品はピアノで演奏するのには無理があると思っている。