メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

ショパンの練習曲op.10-1をめぐる人生の3つの断片(2)

息子を初めてピアノの先生の所に連れて行ったとき、こんな事を話した。

"私は今でもピアノを弾いているが、子供の頃に十分なメカニックを身につける事ができなかったので、上手に弾く事ができない。
息子には、音大に行かせたいとまでは思わないが、入れるくらいのレベル、つまりショパンの練習曲がちゃんと弾けるくらいになって欲しい。"

しかし私は、帰り道で考えた。

自分の叶わなかった夢を息子に託すというのは、どの程度に親心で、どの程度に自分自身の人生に対する言い訳なのだろう!?


私は、私の夢の続きを、自分自身の手でふたたび追いかける事にした。

ショパンの指定したテンポ、四分音符=176。
それっぽく弾いている様に見せかける事はできるが、今もちゃんと弾く事ができない。

youtu.be


P.S.
その後、息子は天与の才能の片鱗を、ピアノ、、、ではなくて、鉄道の分野で発揮している(笑)。