メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

私が人生で出会ったもの・考えたこと

グルリット:音楽時計(こどもの音楽会op.210より)

大人のグルリット~op.210編(2/4)

この演奏の失敗箇所を正直に告白してしまうと、中間部の左手小指で弾く低いシの音が強すぎる。

言い訳をすると、じつは決して強くは弾いておらず、録画に使用しているスマートホンのマイクの感度特性のためか、あるいはマイクの置き位置に起因するのか、この音だけ音量、音質とも異なって録られてしまっている(前に録音したサティなどを聴いていると、高音部から低音部に至る音質のグラデーションが均質でなく録音されているのを感じる。やはりマイクの特性か?)。

じつはプレイバックを聴いてこの事に気付き、このシの音をわざと小さくして再録音してみたのだが、逆に全体の造形がぐちゃぐちゃになって失敗した。

つまるところ、私のような徹底的なアマチュアは、自分の耳の位置で響きを最適化して弾く事しかできない。だが、コンサートピアニストは、聴き手がどう聴こえるか(客席でどう聴こえるか)で響きを最適化して弾いているという話を聞いた事がある。何ともすごい話だ。

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