メメント・モリ、あるいはピアノにかんするエトセトラ

あるピアノ愛好家が人生で出会ったもの・考えたこと

「戦う操縦士」サン・テグジュペリ

サン・テグジュペリの「戦う操縦士」の中に、こんな一文がある。

"<人間>のうちには、どんな<存在>の場合と同じように、それを構成する素材によっては説明できないものがある。ひとつの大聖堂は、石材の総和とは別個のものだ"

しかし、ひとつの大聖堂が石材の総和によって構成されているのも、また事実だろう。

これをピアノ演奏の場合に当てはめてみると、どうか。

ピアニスト○○の奏でる音楽の価値は、彼が身につけている△△奏法の総和とは別のものだ。
しかし、ピアニスト○○の奏でる音楽が△△奏法によって構成されているのも、また事実だろう。